トラネックスレチピールについて

「肝斑の治療は先生のところは何があるんですか?」

「ピコレーザーありますか?」「トーニングありますか?」という質問を開院前も開院後も、何人かの患者さんにされました。

私の答え…「ピコも、トーニングもないんですよ〜💦ごめんなさい〜💦」

実はどちらも、あんまり好きな機械じゃなくて、「最初にそろえなくてもいいかな〜😟」と思ったわけです。

ドクターによっても好みがあると思うのですが、私はなんとなくゆっくりやっていく治療が少し苦手なんだと思います。

個人的にパコーンとよくなる、わかりやすい治療が好きで…。

ピコは機械が高く、治療費が高くなりがちな割に、シミの再発率が高いし(炎症後の色素沈着の発生率が低いのはいいところです。)、

トーニングは沢山やらないと変わった感じがしない。(あくまでも私個人の感想です。)

 

で、肝斑治療はSクリではどうするの?ということですが、

・トラネックスレチピール:クリニックで月1回、肝斑用のピーリングをする

・シスペラインテンシブシステム:ご自宅でやる肝斑用のスキンケア

・内服

などでやっています。

 

私は肝斑は強く出ていませんが、なんとなくの色むらに週1・2回シスペラを使っていて、自分としては艶が出る感じが好きです。

ただ、寝る前に塗っていたら「なんかくさい😬」と5歳児に言われました。

患者さんには、連日使用の場合2ヶ月で39600円かかり、お値段がちょっと高いせいか、あんまり売れてませんが、

ゼオスキンに飽きた方や、肝斑がメインの方には良いと思います。

(私のように強く肝斑が出ていない人の場合は週に週に1・2回の使用で良いので、コスパもそんなに悪くはないはず…と信じています😅)

 

さて、表題のトラネックスレチピールに話を戻します。

トラネックスレチピールはビタミンA誘導体のレチノールによるピーリング治療に、

抗酸化作用・メラニン産生抑制作用のあるトラネキサム酸やビタミンCを組み合わせたピーリング剤です。

レチノールによる表皮細胞のヒアルロン酸産生促進、真皮でのコラーゲン産生の活性化による肌のハリ・小ジワの改善と、

皮脂分泌抑制、皮膚のターンオーバーの改善による乾燥・赤み・くすみの改善、メラニン色素の減少による美白作用が期待できます。

おすすめの方は下に項目に当てはまる方…

  • 小ジワが気になる方
  • 肌のハリや弾力を手に入れたい方
  • 肌のくすみを改善したい方
  • 肝斑が気になる方
  • 皮脂が気になる方
  • 加齢による肌の変化が気になる方
  • レチノール配合の化粧品を使ってみたいがA反応が続くことが心配で日常的に使うことに抵抗がある方

 

大体、誰でも当てはまりそう🤣

私もテカテカするから、やったほうがいいんでしょうね〜。加齢による肌の変化も気になります!

ただ、トラネックスレチピールは剥けるんですよねぇ。ポロポロ、ポロポロと…。

10日くらいパサパサするので、個人的にはコロナが明けつつあり、会食が増えてきた今、私は少しやりにくいです。

(というわけで、ダウンタイムのないシスペラをやっているのです😆)

あとは、6〜8時間後にご自宅で洗顔して頂くので、帰り道がテカテカしてるのと、洗顔をせずにそのまま寝落ちしてしまわないように、

気を張っておかないといけないところがデメリットです。

←スタッフの皮剥けの写真です。

数年前に流行ったマッサージピール(コラーゲンピール)に比べ皮剥けはありますが、明るさやキメに関しては優れていますし、

肝斑の方もだいぶ改善しています。ご予定が大丈夫であれば、月に1回を3・4回されるといいでしょう。

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